私たちは、脳卒中片麻痺など神経系の障害を持つ方々の役に立ちたと日々悩んでいる理業療法士・作業療法士・言語聴覚士を、その他リハビリテーションに関わる活動に従事している方々に向けて、実践的で具体的な技術を学び合う場を設け、お手伝いいたします。
また介護保険・医療保険の制約の中で、十分なリハビリを受けられずに困っている患者さんに対し、より良い支援ができるよう、専門職同士が繋がり、学び続ける環境 を大切にしています。知識と技術を磨き、共に成長することで、患者さんの未来に変化をもたらします。
当センターでは、セラピストの教育研修の臨床モデルとしてご協力いただけるボランティア患者さんを募集しております。
具体的には、講習会でボバース・インストラクターが受講生の前で見せるリハビリテーション治療の患者さん役としてご協力いただいたり、経験豊富な熟練セラピスト監督の下、受講生自身が行う治療実習の患者さん役としてご協力いただける方を募集しております。
60歳女性(脳梗塞)
はじめまして。KNERCで臨床モデルを務めているtabikoと申します。私がKNERCと出会ったのは、回復期病院からの [...]
はじめまして。KNERCで臨床モデルを務めているtabikoと申します。
私がKNERCと出会ったのは、回復期病院からの紹介がきっかけでした。
正直に言うと、最初は「京都にあるの?だったら行ってみよう!」という、とても不純な動機でした(笑)。
入院中は毎日3時間もリハビリができていたのに、退院したとたんにリハビリが全くなくなって、本当に不安で仕方なかったんです。
そんな時にKNERCに出会いました。
最初は2日間のセミナーで治療実習のモデルとして参加したんですが、その短い実習時間でも、自分の体が再生していく手応えをビンビン感じたんです。
それに、小野先生をはじめ、受講生やアシスタントの皆さんの真剣で熱い姿勢を見て、「こんな素晴らしい世界があるんだ!」って感動しました。
KNERCってすごいんです。脳卒中の患者さんへの無償リハビリと、セラピストへのボバース教育を実践している施設って、日本でKNERCだけなんですよ。
講習会がない時は、5日間も1日3時間のリハビリが受けられます。
小野先生の確かな技術と温かい人柄、それを支えるKNERCのアシスタントの皆さん、そして私たちモデル。ここの雰囲気が私にはとても合っていて、気づいたら、もう8年半も通っているんです。
みなさんも、一度のぞいてみませんか?きっと、心とからだの「つっかえ棒」が見つかると思います。KNERCで、お待ちしています。
50歳女性(脳梗塞)
ある日突然、身体の自由がきかなくなり、急性期病院では左腕がどこにあるのかわからない状態になっていたため[...]
ある日突然、身体の自由がきかなくなり、急性期病院では左腕がどこにあるのかわからない状態になっていたため、左腕を三角巾でつっていました。
昨日まで、スタスタ歩いて、家事も育児も仕事もこなしていた私が、一瞬にして変わってしまいました。
病院のベッドの上で「どうやって生きていけばいいの?」「これからどうすればいいの?」って、ただただ泣いていました。
今となっては少し懐かしい思い出です。
こんな風に前向きに思えるようになったのは、KNERCがあったからです。
KNERCのリハビリは、私たち患者と一緒に作り上げていくリハビリなので、成果が目に見えて分かります。
5ヶ月も三角巾でつっていた私の左腕が、今では肘を伸ばせるようになりました。
なりたい自分に近づいていく感動は、言葉では言い表せません。
救急車で運ばれた病院で命を助けてもらい、KNERCで人生を救ってもらいました。
もし今、、「もうダメだ」「思うように動かない」と悩んでいる片麻痺の方がいらっしゃったら、ぜひKNERCに来てください。
自分の体のことが分かるようになって、確実に変化を感じられます。KNERCには心から感謝しています。
20歳男性(頭部外傷)
私がKNERCのリハビリを受けて2年になります。受傷後、病院でのリハビリを受けていましたが、期限の関係で[...]
私がKNERCのリハビリを受けて2年になります。
受傷後、病院でのリハビリを受けていましたが、期限の関係でリハビリが受けられなくなりました。
そんな時に出会ったのがKNERCでした。
KNERCのリハビリは、その週の目標決めから始まり、5日間先生方が自分に合わせたリハビリや手動などを行ってくれます。
みっちり1日3時間、丁寧にご指導やリハビリをしていただけます。
以前は動かすことができなかったり、固かった筋肉が、動かせるようになったり柔らかくなったり、毎回変化を感じられます。
歩行についても、事故以来、内反なしで数歩出すことや歩くことができなかったのですが、繰り返しの練習や先生方のハンドリングのおかげで、できるようになってきました。
KNERCのリハビリでは、身体面だけでなく、日常生活がよりうまくいくように身体の使い方を教えていただき、できないことが1人でできるようになっています。
KNERCでリハビリを受けて、決してあきらめないこと、継続して自主トレをすること、動かすことの大切さを感じています。
脳疾患などでより身体をうまく動かしたい方や歩くことがしたい方、ぜひKNERCで一緒にリハビリを受けましょう!
KNERCでは患者さんより治療費をいただきません。
当センターの趣旨にご賛同いただける皆様の温かい寄付をお待ちしております。
寄付金は、活動を継続していくために活用させていただきます。